TALES OF MADGUIDE WATER
マッドガイド・ウォーターシリーズ梨木香歩/作・小沢さかえ/絵
ヤービの世界へようこそ
福音館書店ヤービは、私の中にずっとあった生命力そのものなんです。
「ダ・ヴィンチ」2015年10月号 KADOKAWA 「岸辺のヤービ」インタビュー大きい人にとって、小さい人とはどういうものか、という話
ふくふく本棚 2019年9月4日配信 福音館書店 「ヤービの深い秋」エッセイ小さな人のこと
ふくふく本棚 2025年2月5日配信 福音館書店 「ヤービと氷獣」エッセイ人形劇「岸辺のヤービ」
人形劇団ひとみ座Vol.1 岸辺のヤービ
単行本:福音館書店(2015年9月10日発行)小さな三日月湖、マッドガイド・ウォーターのほとりに棲む、ハリネズミのような小さな生きものヤービとその一族をめぐる物語
フリースクールで教師をしているウタドリさんは、ある晴れた夏の日、学校近くの三日月湖、マッドガイド・ウォーターに浮かべたボートの上で、ふわふわの毛につつまれた、二足歩行するハリネズミのような小さな不思議な生きものと出会う。一粒のミルクキャンディーをきっかけに、「ヤービ」と名乗るその生きものとの交流がはじまる。ヤービから語られる水辺の生きものたちの暮らしは、穏やかだけれど、驚きと冒険に満ちていた。- 岸辺の出会い
- ミルクキャンディーがもたらしたもの
- ヤービは悪の大魔王を見たのか
- トリカのキジバトたち
- お隠り谷
- 霧の朝
- ヤービ家のお茶会
- マミジロの生活と意見
- ヤービ族の名づけ方
- ベック族の暮らし
- 「しゃべるカワアイサの古巣」のなぞ
Vol.2 ヤービの深い秋
単行本:福音館書店(2019年8月30日発行)出会ったのは森の奥深く、きみの夢の底深く
秋はしだいに深まり、冬ごもりの支度におおいそがしのヤービたちは、博物学者であったグラン・グランパ・ヤービが、ややこし森でみつけたという、まぼろしのキノコ、ユメミダケを探す冒険に出発します。同じころ、フリースクールの生徒ギンドロと、ウタドリ先生たちも、ギンドロの見つけた不思議な手紙に導かれ、テーブル森林渓谷、ヤービたちのいうところのややこし森へと向かっていたのでした。- ひとりで、きげんよくしていること……
- 伝説のキノコ
- ほのおの革命家はややこし森に
- ギンドロ
- ヤービ、「秋のきもち」を知る
- 夕食の密談
- テーブル森林渓谷へ、旅立ちの朝
- アメウオのひみつ
- ヒメヒスイのなぞ
- トリカのちかい
- テーブル・マッシュルームの夜
Vol.3 ヤービと氷獣
単行本:福音館書店(2025年2月25日発行)生きているものは、みんなさみしいのです。
マッドガイド・ウォーターの冬。そこで暮らす小さないきものヤービたちは、春まで長い眠りにつきます。それは、彼らのご先祖と、「氷獣」とが交わした契約のためと言い伝えられています。ところがヤービは、友だちのナミハナアブの幼虫のことが気になり、眠れません。同じころ寄宿学校では、幽霊騒動が持ち上がり……。ヤービたちと人間それぞれに伝わる「ふしぎ」が、彼らを冒険へと誘います。- トリカの旅立ち
- エメラルドの光
- 太古の契約
- お日さまばんざいパーティー
- 寮の怪人
- 二匹のコイ
- 探検隊、地下へ
- 地下街道の秘密
- ゾラン・ジュニア
- 氷獣現る
- クリスマスのおくりもの
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