エッセイ

梨木香歩さんのエッセイ、紀行など


🔔以下の作品はリンクページを参照してください

「歌わないキビタキ 山庭の自然誌」

「鳥と雲と薬草袋」「風と双眼鏡、膝掛け毛布」

「炉辺の風おと」



草木鳥鳥文様

単行本:福音館書店(2021年3月15日発行)
初出:「母の友」福音館書店(2017年4月号~2020年3月号)全36回

梨木香歩/文 ユカワアツコ/絵 長島有里枝/写真



野鳥にフォーカスした葉篇随筆集

その鳥の生活環境を織り込んだ、タピスリーのような「鳥紹介文」になればいいな


冬の林の中で ツグミ/シバ属
いったいどこへ? そして今何を? コゲラ/シラカンバ
桜が終わると オオルリ/ヤマフジ
親もあんな風にぼうっとして キビタキ/カラマツ
虚無僧のように現れる ゴイサギ/葦
蓮の国で目を覚ますのだ バン/蓮
水上で恋をして カイツブリ/コウホネ
都会が苦手な内弁慶 コガラ/ウラジロモミ
今もベールの彼方に ビンズイ/サラサドウダン
初夏の始まりの知らせ アオバズク/ケヤキ
DNAに反旗を翻して ホトトギス/エノキ
ファンタジーの迷路が サンコウチョウ/コウヤマキ


複数の世界が接する境界 コジュケイ/ジュズダマ
初めての、照合の喜び アカショウビン/サワグルミ
夏の散歩のとき アオサギ/ヒツジグサ
海岸線を切り裂くように イソヒヨドリ/ヤブツバキ
サラダを食しているようだ キセキレイ/クレソン
何が人の幸せであるかを決めるのは ヨタカ/クヌギ
自分との間の隔絶感 キバシリ/スギ
その剣幕の激しさ ヤマドリ/ヤマドリゼンマイ
いよいよ秋も本番だ ジョウビタキ/サクラ
なんて粋なんだろう キクイタダキ/マツ
「本当ですか」。「ええ、ウソです」。 ウソ/ガマズミ
胸が痛くなるほど内気 アオジ/キブシ


冬になると シロハラ/アオキ
薄紫が煙る カルガモ/ホテイアオイ
繁華街のやんごとなき方 キレンジャク/ナナカマド
生まれたときからの運命 カケス/イロハモミジ
一対一でしみじみと会いたい タゲリ/イネ
そういえば草餅 メジロ/ウメ
早春の風物詩 オナガガモ/キショウブ
不条理に腹を立てそうになる オシドリ/シイ
縄文人の気分になれます ツミ/マテバシイ
群れる必要がない オオワシ/ドロノキ
まさかこんな事態が来ようとは スズメ/モウソウチク
先を読みときたくなる ハシブトガラス/トドマツ

あとがき


やがて満ちてくる光の

📱電子書籍(新潮文庫版):新潮社(2023年5月29日配信)
文庫本:新潮社(2023年6月1日発行)
📱電子書籍:新潮社(2022年5月27日配信)※販売終了
単行本:新潮社(2019年7月25日発行)



アラカルトみたいな感じの、レシピのようなエッセイ集

たしかな言葉を伝えたい。
今いる場所から、見て、感じて、歩いて、考え続けたい。
日常を、この一瞬を、大切に、生き抜くために。

守りたかったもの

初出:「母の友」2004年4月号/611号~6月号/613号(全3回)福音館書店

遠くにかがやく 近くでささやく

初出:「ミセス」2015年1月号~2016年12月号(全24回)文化出版局
  • セーター、五五六枚。
  • なんにもないところ1
  • なんにもないところ2
  • 英雄にならなくても
  • 梅の話
  • 大切なことを学びつつある気がする話1
  • 大切なことを学びつつある気がする話2
  • 海は地球の裏側まで続いている
  • 過去が散り散りにならないように
  • 奇跡の往復書簡
  • ネグラのたのしみ
  • 時の彼方に光るもの
  • 知り合いが、ハクビシンらしいとわかったら
  • 今日あなたの手がつくったものは、今日のあなたを語る
  • 山手トンネルの孤独
  • 生垣ワインの本質
  • レシピの向こう側
  • 往く季節を刻印するために
  • 世界がすべてブルーグレーに見えるにしても
  • ホスピタリティということ
  • アイルランドの、深い緑の谷間では
  • ポートレートあれこれ
  • 八月のお団子
  • 物語がいっぱい

1998、1999年のことば

初出:「現代のことば」1998年1月26日、3月23日、5月19日、7月23日、9月18日、11月13日、1999年1月20日、3月18日、5月17日(全9回)京都新聞
  • 長襦袢は思想する
  • 型とパターンと個性と犬と
  • 同時代、リアルタイム
  • 「慈しむ」という伝統
  • 日常にリアリティーを取り戻す
  • 「自分」という感覚
  • 人間の器と生体エネルギー
  • パーソナルな死とパブリック
  • 新しい大人

家の渡り

初出:「考える人」「渡りの足跡」⑥⑦22号/2007年秋号、23号/2008年冬号 新潮社
⚠一部削除

生まれいずる、未知の物語(インタビュー)

初出:「スピリチュアル・データブック2007」(2007年4月)ブッククラブ回

―河田さんとの対話

(書き下ろし)

―上も下もないつながり(書評)

初出:「はしっこに、馬といる」2015年6月21日 北海道新聞


森に潜むもの

初出:「森発見」No.22/2011 Summer~No.25/2012 Spring(全4回)日本万博博覧会記念機構・自立した森再生センター

透き通るような野山のエッセンスを

初出:「暮しの手帖」2007年10-11月号/第4世紀30号 暮しの手帖社

旅にありつづける時空間-伊勢神宮

初出:「Grazia」2009年3月号 講談社

ただ渦を見るということ 国生みの舞台、淡路島へ

初出:「芸術新潮」2010年9月号 新潮社

淡路島の不思議な生きものたち、そしてタヌキのこと

初出:「yom yom」vol.17/2010年10月号 新潮社

記録しないと、消えていく『家守綺譚』朗読劇公演

初出:「yom yom」vol.22/2011年10月号 新潮社

読書日記 二〇一五年猛暑八月

初出:「新刊展望」2015年10月号 日本出版販売

その土地の本屋さん

初出:「日販通信」2010年6月号 日本出版販売

ハリエンジュとニセアカシア

初出:「FUSION」32号/2004冬号 NTTファシリティーズ
✅初出のタイトルは「エンジュとニセアカシア」


あの子はああいう子なんです

初出:掲載誌名不明

世界へ踏み出すために

初出:「読書のいずみ」105号/2005年12月号 全国大学生活協同組合連合会

イマジネーションの瞬発力

初出:「PHP」2006年11月号/702号 PHP研究所

あわあわとしていた

初出:「かまくら春秋」「こころにひかる物語」114 2005年9月号/№425 かまくら春秋社

お下がりについて

初出:「国語教室」103号/2016年5月号 大修館書店
🔗関連作品
『丹生都比売 梨木香歩作品集』収録「コート」

マトリョーシカの真実

初出:映画版「西の魔女が死んだ」オリジナルブック(2008年6月)ローソン

錬金術に携わるような

初出:「Pooka」vol.13(2006年2月)学習研究社

はちみつ色の幸福に耽溺する

初出:「yom yom」vol.2/2007年3月号 新潮社

追悼 佐藤さとるさん

初出:2017年2月28日(朝刊)読売新聞

アン・シャーリーの孤独、村岡花子の孤独

初出:「花子とアンへの道」(2014年3月)新潮社

永遠の牧野少年

初出:「牧野富太郎 なぜ花は匂うか」栞(2016年4月)平凡社

食のこぼれ話

初出:「食のこぼれ話」2004年9月11日、10月16日、11月20日、12月25日、2005年2月5日(全5回)滋賀新聞

湖の国から

初出:「湖の国から」2005年3月12日、4月16日、5月28日、7月2日、8月6日(全5回)滋賀新聞


部屋、自分を充たすために

初出:「ミセス」2013年11月号 文化出版局

故郷へ旅する魂-ウィリアム・モリス

初出:「中央公論」2016年2月号 中央公論新社

風の道の罠-バードストライク

初出:「新潮45」2011年8月号 新潮社

失われた時代の思い出

単行本:「言葉ふる森」山と渓谷社(2010年2月発行)
初出:「山と渓谷」2007年8月号/867号 山と渓谷社

トランジットについて、思うこと

初出:「TRANSIT」24号(2014年3月)講談社/ユーフォリアファクトリー

エストニアの静かな独立-歌う革命

初出:「TRANSIT」27号(2015年1月)講談社/ユーフォリアファクトリー

下ごしらえの喜び

初出:「作業療法ジャーナル」53巻1号/2019年1月号 三輪書店

「夏の朝、絵本の家へ遊びに。」

初出:「野性時代」2009年9月号/70号 角川書店

取材の狐福

初出:「一冊の本」2009年6月号 朝日新聞出版

今日の仕事に向かう

初出:「家の光」2012年10月号 家の光協会

繋がる

単行本:「動詞的人生」岩波書店(2003年12月発行)
初出:「図書」2002年8月号/640号 岩波書店

「絆」の目的

初出:「日本橋」2018年2月号

イスタンブール今昔

初出:「芸術新潮」2012年9月号 新潮社

カタバミとキクラゲ

初出:「ku:nel」vol.69/2014年9月号 マガジンハウス

川の話

初出:「水の文化」51号/2015年10月号 ミツカン水の文化センター

カブトムシの角

初出:「ku:nel」vol.74/2015年7月号 マガジンハウス


嵐の夜に海を渡る

初出:「すばる」2012年1月号 集英社

3.11を心に刻んで

初出:「3.11を心に刻んで」2011年6月11日ウェブ掲載 岩波書店

丁寧に、丹念に

初出:「ミセス」2011年6月号 文化出版局

あとがき


私たちの星で

単行本:岩波書店(2017年9月7日発行)
初出:「図書」岩波書店(2016年1月号~2017年8月号)



梨木香歩さんと師岡カリーマ・エルサムニーさんの往復書簡
私たちはもっとイスラームのことを知るべきだ

  1. 共感の水脈へ(梨木)
  2. 行き場をなくした祈り(師岡)
  3. 変わる日本人、変わらない日本人(梨木)
  4. 渡り鳥の葛藤(師岡)
  5. 個人としての佇まい(梨木)
  6. 人類みな、マルチカルチャー(師岡)
  7. 繋がりゆくもの、繋いでゆくもの(梨木)
  8. オリーブの海に浮かぶバターの孤島に思うこと(師岡)
  9. 今や英国社会の土台を支えている、そういう彼らを(梨木)
  10. 境界線上のブルース(師岡)
  11. あれから六万年続いたさすらいが終わり、そして新しい旅へ(梨木)
  12. ジャングルに聞いてみた(師岡)
  13. 名前をつけること、「旅」の話のこと(梨木)
  14. 信仰、イデオロギー、アイデンティティ、プライド……意地(師岡)
  15. 日本晴れの富士(梨木)
  16. 今日も日本晴れの富士(師岡)
  17. 母語と個人の宗教、そしてフェアネスについて(梨木)
  18. 誇りではなく(師岡)
  19. 感謝を! ―ここはアジアかヨーロッパか(梨木)
  20. ジグザグでもいい、心の警告に耳を傾けていれば(師岡)
あとがき―往復書簡という生きもの(梨木)
うそがつれてきたまこと―あとがきにかえて(師岡)


エストニア紀行 森の苔・庭の木漏れ日・海の葦

📱電子書籍(新潮文庫版):新潮社(2022年5月27日配信)
文庫本:新潮社(2016年6月1日発行)
単行本:新潮社(2012年9月30日発行)
初出:
「エストニア紀行」/「考える人」2011年秋号・2012年冬号 新潮社
「森の苔 海の葦 庭の木漏れ日」/「SKYWARD」2009年4月号 日本航空
「国をつくる力 家をつくる力」/「ミセス」2008年11月号 文化出版局
「時を越えて届く」/「ミセス」2009年7月号・2009年8月号 文化出版局
「人が森に在るとき、森もまた人に在る。」/「森発見」2011 Spring No.21 日本万博博覧会記念機構 自立した森再生センター



北欧のエストニアを巡る旅、コウノトリに会いたい。

首都タリンから、古都タルトゥ、オテパーの森、バルト海に囲まれた島々へ
(タリン、タルトゥ、ヴァル、パルヌ、キヒヌ島、マツァル、ムフ島、サーレマー島)


不思議な羅針盤

📱電子書籍(新潮文庫版):新潮社(2022年5月27日配信)
文庫本:新潮社(2015年10月1日発行)
単行本:文化出版局(2010年12月26日発行)
初出:「ミセス」文化出版局(2007年1月号~2009年12月号)



憤ったり寂しかったり納得したり、何かを愛しんだり発見して感激したり嬉しくなったり、羅針盤と言うよりはまるで万華鏡のような色合い。

  1. 堅実で、美しい
  2. たおやかで、へこたれない
  3. 近づき過ぎず、取り込まれない
  4. 足元で味わう
  5. ゆるやかにつながる
  6. みんな本物
  7. 近づき過ぎず遠ざからない
  8. 世界は生きている
  9. 「スケール」を小さくする
  10. 金銭と共にやり取りするもの
  11. 見知らぬ人に声をかける
  12. ご隠居さんのお茶と昼酒
  13. 「野性」と付き合う
  14. 五感の閉じ方・開き方
  15. 「魔女」はきっと、直感を正しく使う (土を触る、ジャムを作る、洗たくものをたたむ、自分の場所、シロクマはハワイで生きる必要はない)
  16. 目が合う
  17. 夢と付き合う
  18. 小学生の頃
  19. プラスチック膜を破って
  20. やわらかく、いとけなきもの
  21. 個性的なリーダーに付き合う
  22. 「アク」のこと
  23. 百パーセント、ここにいる
  24. 「いいもの」と「悪いもの」
  25. 動物らしさ
  26. 生まれたての気分で発見する
  27. 変えていく、変わっていく
  28. どんぐりとカラスと暗闇

✅書籍は加筆修正されている。「悠々として、おもねらない」「待ちながら 祈りながら」「流れても流されない」「関わること つながること」「場の自然」は削除
✅「国をつくる力 家をつくる力」「時を越えて届く」は『エストニア紀行』に収録
✅「プラスチック膜を破って」高校教科書に収録 令和5年度「文学国語」(筑摩書房)


ある小さなスズメの記録

📱電子書籍(文春文庫版):クレア・キップス著/梨木香歩訳 文藝春秋(2021年11月26日配信)
文庫本:クレア・キップス著/梨木香歩訳 文藝春秋(2015年1月10日発行)
単行本:クレア・キップス著/梨木香歩訳 文藝春秋(2010年11月10日発行)



人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

玄関先に落ちた一羽のスズメ(クラレンス)と、それを拾って育てた老婦人との交流の物語。1940年から1952年、英国、ロンドン郊外のブロムリーで過ごした12年間の生涯の記録。足と翼を傷め自然の中では生きられなかったが、第二次世界大戦下の空襲を生き抜き、市民を慰め、ピアノに合わせて歌うこともあった。

✅原題は「Sold for a Farthing」(1953年出版)世界的大ベストセラー作品
✅訳者あとがきあり


渡りの足跡

📱電子書籍(新潮文庫版):新潮社(2022年5月27日配信)
文庫本:新潮社(2013年3月1日発行)
単行本:新潮社(2010年4月30日発行)
初出:「考える人」2006年夏号~2009年冬号 新潮社



近所の池や川に飛来するカモたちも、命がけで渡り、奇跡的に辿り着いている。渡りは、一つ一つの個性が目の前に広がる景色と関わりながら自分の進路を切り拓いてゆく、旅の物語の集合体。

  • 風を測る
  • 囀る
  • コースを違える
  • 鳥が町の上空を通過してゆく
  • 渡りの先の大地
  • 案内するもの
  • もっと違う場所・帰りたい場所
  • 知床半島の上空を、雲はやがて

✅単行本は「家の渡り」および「渡りの先の大地」の一部を削除。「もっと違う場所・帰りたい場所」を追加。「家の渡り」の大部分は『やがて満ちてくる光の』に収録
✅文庫本は「知床半島の上空を、雲はやがて」(「考える人」2011年冬号掲載)を追加


水辺にて on the water / off the water

文庫本:筑摩書房(2010年10月10日発行)
単行本:筑摩書房(2006年11月20日発行)
初出:「webちくま」(2005年9月~2006年2月)



カヤックで漕ぎ出す、豊かで孤独な宇宙。そこは物語の予感に満ちている。

  • 風の境界1
  • 風の境界2
  • ウォーターランド タフネスについて1
  • ウォーターランド タフネスについて2
  • 発信、受信。この藪を抜けて
  • 常若の国1
  • 常若の国2
  • 常若の国3
  • アザラシの娘1
  • アザラシの娘2
  • アザラシの娘3
  • 川の匂い 森の音1
  • 川の匂い 森の音2
  • 川の匂い 森の音3
  • 水辺の境界線
  • 海からやってくるもの
  • 「殺気」について
  • ゆっくりと
  • 穏国の水1
  • 穏国の水2
  • 一羽で、ただただじっとしていること


ぐるりのこと

📱電子書籍(新潮文庫版):新潮社(2018年6月15日配信)
文庫本:新潮社(2007年7月1日発行)
単行本:新潮社(2004年12月25日発行)
初出:「考える人」新潮社(2002年夏号~2004年秋号)



もっと深く、ひたひたと考えたい。
生きていて出会う、様々なことを、一つ一つ丁寧に味わいたい。
味わいながら、考えの蔓を伸ばしてゆきたい。

  • 向こう側とこちら側
  • そしてどちらでもない場所
  • 境界を行き来する
  • 隠れたい場所
  • 風の巡る場所
  • 大地へ
  • 目的に向かう
  • 群れの境界から
  • 物語を


春になったら苺を摘みに

📱電子書籍(新潮文庫版):新潮社(2022年5月27日配信)
文庫本:新潮社(2006年3月1日発行)
単行本:新潮社(2002年2月25日発行)



そうだ。共感してもらいたい。つながっていたい。分かり合いたい。うちとけたい。納得したい。私たちは本当はみな。

  • ジョーのこと
  • 王様になったアダ
  • ボヴァリー夫人は誰?
  • 子供部屋
  • それぞれの戦争
  • 夜行列車
  • クリスマス
  • トロントのリス
  • 最近のウェスト夫人からの手紙
  • 五年後に
✅文庫本は「五年後に」を追加





その他

個人の確立と「ほどほどの魔女」

「みんぱく」2024年2月号 国立民族学博物館


切り拓かれた道の行方

「河合隼雄 たましいに向き合う」河合俊雄監修 平凡社(2023年7月発行)


わくわくの旅に出るみなさんへ 時代は変わった、山だって動く

「朝日新聞」2023年5月5日(朝刊・文化)


啼き交わす谷間。

「東京人」2023年6月号 都市出版


「センス」する力

小沢さかえ「僕の知らないあなたの翼」展覧会図録(2022年)


滋賀の政所茶

「dancyu」2022年8月号 プレジデント社


精神的な成熟そして進化と深化の融合

「Web新小説」2022年7月1日号 春陽堂書店


そのときは百点満点の〇〇になる

広報誌「理想の詩」2022年夏号 理想科学工業


桜の一年

Web:2022年3月14日配信 ハースト婦人画報社
「婦人画報」2022年4月号 ハースト婦人画報社


コロナを体験した「群れ」の歩む道、その方向性について

「Web新小説」2022年2月1日号 春陽堂書店


菌糸的生き方・渡り鳥的生き方について

「HERS」2022年冬号 光文社


風景と心象

「都市問題」2021年9月号 後藤・安田記念東京都市研究所


「野性」と付き合う

「作家と犬」編集部編 平凡社(2021年6月発行)
「不思議な羅針盤」所収エッセイの転載


心が、必要としていた

「ミセス」2021年3月号 文化出版局


作家と歯科治療──治療椅子の上で

「デンタルダイヤモンド」2021年2月号 デンタルダイヤモンド社


小川の冒険

「暮しの手帖」2021年2-3月号(第5世紀10号)暮しの手帖社


「生命」としての種

「どう考える?種苗法―タネと苗の未来のために」農山漁村文化協会(2020年12月発行)
旅をする種・種を育み、守り育てる人びと


あしたはもっと大きな玉子焼きを

「ミセス」2020年9月号 文化出版局
言葉の力


ある小さなスズメのこと

Web:2020年7月28日配信 文藝春秋
「文藝春秋」2010年12月号 文藝春秋
「ある小さなスズメの記録」作品紹介


世界は家のなかにある

「HERS」2020年8月号 光文社
これからの「居心地のよい家」


家庭が家庭であることを維持するために

単行本:「私にとっての介護」岩波書店(2020年1月24日発行)
認知症を患う友人の母親の介護について


大きい人にとって、小さい人とはどういうものか、という話

ふくふく本棚(あのねエッセイ) 福音館書店 2019年9月4日配信
「ヤービの深い秋」作品紹介


オホーツクの庭訪問記

「婦人画報」2019年9月号 ハースト婦人画報社
高橋武市さんの孤高の花園「陽殖園」


風と緑と日光で、自分自身を養う

「ミセス」2019年7月号 文化出版局


彷徨う椿宿
「痛み」とは何か?作家・梨木香歩が描く「喉元過ぎれば」の裏側

「一冊の本」2019年5月号 朝日新聞出版
AERA.dot 2019年5月14日配信


武蔵野の音

「武蔵野樹林」vol.2 2019春 角川文化振興財団(KADOKAWA)
公園に捨てられたシナガチョウ


神沢先生のおくりもの

児童文学作家の神沢利子さんの特別展
2017年11月18日~12月10日、2017年12月12日~2018年2月4日
三鷹市立三鷹図書館
会場にパネル展示された梨木香歩さんからのメッセージ


伊勢神宮の森厳

「ミセス」2016年3月号 文化出版局
伊勢神宮の森へ
梨木香歩さんが歩く、神の山


熊野古道

「ミセス」2015年3月号 文化出版局
梨木香歩さんが歩く、蘇りの道


とてつもなく冷たく、凄まじく熱いーサーガの国

「'Scapes」2014年2月号 ユニライフ・コミュニケーションズ
アイスランド


空と大地と人々と

「SKYWARD」2013年3月号 日本航空
スウェーデンとニルスのふしぎな旅


神の子達の生き抜く力

「芸術新潮」2012年6月号 新潮社
古事記
エッセイ 私と古事記1


3.11を心に刻んで/3.11に心を寄せて

単行本:「3.11を心に刻んで」岩波書店(2012年3月発行)
Ⅰ 3.11を心に刻んで 2011年6月11日(初出:ウェブ掲載)
Ⅱ 3.11に心を寄せて 『たとえば山田周生さんのこと』
✅Ⅰは「やがて満ちてくる光の」に収録


ダルマチアの、青い空の下で

「SKYWARD」2011年4月号 日本航空
クロアチア・ダルマチア


ビアトリクス・ポターの仕事

「母の友」2011年3月号 福音館書店
「ピーターラビット」解体新書
ビアトリクス・ポター


ことばに力を取り戻すために

「ことばだより」2011年春号 教育出版
✅高校教科書に収録 平成30年度「国語表現」改訂版(教育出版)


言葉の仕事 作家

教科書:「ひろがる言葉 小学国語6上」教育出版(2011年1月発行)


甦る大地 埃及

「SKYWARD」2010年7月号 日本航空
エジプト


人が世になしうること

「考える人」2010年春号 新潮社(2010年5月発行)
はじめて読む聖書
エジプト、アシュート近郊のムハラク修道院を訪れて


新年往復書簡

「朝日新聞/北海道版」2009年1月8日、15日
拝啓、加藤幸子さま/梨木香歩 アフリカの地に生の輝きを見た
拝啓、梨木香歩さま/加藤幸子 「居場所」を離れ気づいた存在感


ひかりのことのは かげのことのは

「家庭画報」世界文化社(2008年1月号~12月号)
折節のことば
  • 日脚ーひのあし
  • きらきら
  • 真闇ーつつやみ
  • 雀色時ーすずめいろどき
  • 水照りーみでり
  • との曇るーとのぐもる
  • 霹靂神ーはたたがみ
  • 糸遊ーいとゆう
  • 月白ーつきしろ
  • 仄々明けーほのぼのあけ
  • 星の林
  • 天が紅ーあまがべに
季節の言葉


酔狂の境に吹く風

「野性時代」2008年5月号 角川書店
特集「春」を味方に。
Essay 風流、わたし流
風の話


河合隼雄という物語

「考える人」2008年冬号 新潮社
追悼特集 さようなら、こんにちは 河合隼雄さん


劇団四季「ウィキッド」

「朝日新聞」2007年8月7日
米国が抱える問題を提起


台所文化―この密やかなハイブリッド

別冊暮しの手帖「わたしの好きなキッチン用品」暮しの手帖社(2007年3月発行)
キッチン用品


野歩きで得られるもの

「食農教育」2006年9月号 農山漁村文化協会
私が食と農にこだわるわけー20氏の思い
野歩きで得られる体験


流れを見つめて

展覧会図録「神沢利子の世界~北を想う・北を描く~」北海道立文学館(2005年7月発行)


命がけの実験

文庫本:「文豪ナビ 芥川龍之介」新潮社(2004年11月発行)
芥川を熟読する作家による熱烈エッセイ


レバノン杉の上には

「風の旅人」 ユーラシア旅行社 5号(2003年12月発行)、6号(2004年2月発行)
幼馴染みの親友に宛てた書簡


英国の夏、セピア色の夏

「ミセス」2002年8月号 文化出版局
夏のないしょ話
英国に滞在中、日本人用品を売る店で見つけた古本について


進化ではなく

「ユリイカ」2002年7月号 青土社
高野文子について

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