それぞれ異なる物語だが、モチーフや背景が重なり、ゆるやかにつながる。
f植物園の巣穴
えふしょくぶつえんのすあな📱電子書籍(朝日文庫版):朝日新聞出版(2022年12月7日配信)
文庫本:朝日新聞出版(2012年6月30日発行)
単行本:朝日新聞出版(2009年5月30日発行)
初出:「小説トリッパー」2006年春季号~2008年秋季号 朝日新聞出版
私は、一刻も早く、千代に会わねばならぬのだ。
f植物園に転任してきた佐田豊彦は歯痛に見舞われ、奇妙な出来事に遭遇するようになる。ある時、椋の木の巣穴(うろ)に落ちて、子供の体躯になってしまう。カエル小僧の坊とともに故郷を歩き、過去の記憶を辿る。取材の狐福
『やがて満ちてくる光の』新潮社(2019年7月25日発行)初出:「一冊の本」2009年6月号 朝日新聞出版
椿宿の辺りに
つばきしゅくのあたりに📱電子書籍(朝日文庫版):朝日新聞出版(2022年7月7日配信)
文庫本:朝日新聞出版(2022年7月30日発行)
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単行本:朝日新聞出版(2019年5月30日発行)
初出:「小説トリッパー」朝日新聞出版(全19回)
2012年春号~2015年春号(2014年秋号、冬号休載)2017年春号~2018年冬号
海幸山幸神話の深層から、家の治水へ
皮膚科学研究所に勤める山彦(佐田山幸彦)は鬱と三十肩と頸椎ヘルニアで体中を痛みに襲われ、従妹の海子(海幸比子)も骨折で痛みに苦しんでいた。寝たきりの母方の祖母、早百合を見舞うと、亡くなった父方の祖父の藪彦が枕元に現れて「椿宿の稲荷に油揚げを」と口にしたという。山彦は海子から紹介された仮縫鍼灸院で治療を受けて、痛みの原因を探るために、仮縫氏の双子の妹、霊感を持つ亀子(かめし)と共に椿宿へ赴くことになった。家の借り主の鮫島宙幸彦の母、竜子に案内してもらい、椿宿にある先祖の家に到着し、歴史的建築物を調査している教育委員会の緒方珠子も加わり、先祖と屋敷にまつわることが明らかになってくる。そして、行方不明だった宙幸彦から手紙と「f植物園の巣穴に入りて」という手記を受け取る。彷徨う椿宿
「痛み」とは何か?作家・梨木香歩が描く「喉元過ぎれば」の裏側
AERA.dot 2019年5月14日配信初出:「一冊の本」2019年5月号 朝日新聞出版
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