海うそ

2014/04/09

小説


単行本:岩波書店(2014年4月発行)


海うそ。これだけは確かに、昔のままに在った。

昭和の初め、南九州の遅島へ調査にやって来た研究者、秋野は、かつて修験道のために開かれた島であったことを知り、その寺院の遺構に惹かれる。修行僧の残した文書を調べ、自然豊かな島を歩いて探索する。

  • 龍目蓋―影吹 イタビカズラ/ヤギ 二階屋
  • 龍目蓋―角小御崎 アコウ/ニホンアシカ モノミミ
  • 龍目蓋―森肩 珊瑚樹/ミカドアゲハ 灘風
  • 龍目蓋―波音―森肩 ミツガシワ/カモシカ カギ家
  • 森肩―耳鳥 芭蕉/キクガシラコウモリ 耳鳥洞窟
  • 耳鳥―沼耳 イタヤカエデ/コノハヅク 根小屋
  • 沼耳―呼原 オニソテツ/ツマベニチョウ 良信の防塁
  • 呼原―山懐 ハマカンゾウ/クイナ 口の権現・奥の権現
  • 山懐―尾崎―森肩 ウバメガシ/イセエビ 恵仁岩
  • 五十年の後

アコウ

ミツガシワ

ハマカンゾウ

ツワブキ


※岩波書店 創業百年記念文芸 書下ろし